来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシックに向け、着々と準備を進めている野球日本代表。11月12日には原辰徳監督を支える6人のコーチが発表されていたが、12月15日、第一次登録メンバー候補となる34選手が発表された。

発表された第一次登録メンバー候補は次のとおり。

☆投手
岸孝之（西武）
涌井秀章（西武）
小松聖（オリックス）
ダルビッシュ有（日本ハム）
渡辺俊介（ロッテ）
田中将大（楽天）
岩隈久志（楽天）
馬原孝浩（ソフトバンク）
和田毅（ソフトバンク）
杉内俊哉（ソフトバンク）
内海哲也（巨人）
山口鉄也（巨人）
藤川球児（阪神）
松坂大輔（レッドソックス）
黒田博樹（ドジャース）
斎藤隆（ドジャース）

☆捕手
細川亨（西武）
阿部慎之助（巨人）
石原慶幸（広島）
城島健司（マリナーズ）

☆内野手
中島裕之（西武）
片岡易之（西武）
松中信彦（ソフトバンク）
川崎宗則（ソフトバンク）
小笠原道大（巨人）
栗原健太（広島）
村田修一（横浜）
岩村明憲（レイズ）

☆外野手
稲葉篤紀（日本ハム）
亀井義行（巨人）
青木宣親（ヤクルト）
内川聖一（横浜）
イチロー（マリナーズ）
福留孝介（カブス）

発表された34選手の内訳は、西武5、オリックス1、日本ハム2、ロッテ1、楽天2、ソフトバンク5、巨人5、阪神1、中日0、広島2、ヤクルト1、横浜2、海外7。辞退者が続出した中日のみ、一人も選手が選ばれなかった。

なお、日本代表入りが噂されていたり、ファンの期待の高かった選手の中では、松井稼頭央内野手や岡島秀樹投手、西岡剛内野手が選ばれていない。

日本代表の今後のスケジュールは、来年2月15日に宮崎キャンプを行い、2月25日に最終メンバーの28人を選出。3月5日から東京ドームで行われるアジア地区予選（日本、韓国、台湾、中国の4か国が参加）に臨み、上位2チームに入ると3月14日から米国で開催される本戦進出となる。