数々の地域限定商品を展開しているモスバーガーが、従来とはテイストの異なるメニューを投入する。その名も「たこカツさん」。たこ焼きのような味わいをハンバーガースタイルで楽しめるという、モスバーガーにとってはかなり斬新な方向性の商品だ。「モスライスバーガー たこカツさん」と「たこカツさんバーガー」の2種類で、価格はそれぞれ350円(税込み)。
「たこカツさん」は、食べやすい大きさにカットしたぶつ切りのたこと長ネギが入った揚げたての「たこカツ」を、タルタルソースとカツソースで仕上げた一品。ソースのこってり感と、たこの風味によって、まるでたこ焼きのような味わいが口の中に広がるという。ハンバーガーの具としてたこを使用するのは珍しいが、日本は世界有数のたこ消費国であり、特に大阪をはじめとする地域ではなじみ深い食材であることから、地域限定メニューの食材として着目した。
「モスライスバーガー たこカツさん」と「たこカツさんバーガー」の2種類を同時発売するが、モスバーガーが同じ具を使ったパン(バンズ)のバーガーとライスバーガーを同時発売するのは史上初。双方を食べ比べてみるのも楽しそうだ。
販売エリアは関西地区(京都・滋賀・大阪・兵庫・奈良・和歌山)、中京地区(愛知・岐阜・三重)、北陸地区(富山・石川・福井)の全293店舗。期間は10月21日から11月下旬までの期間限定だ。
なお、「たこカツさん」シリーズの投入に伴い、販売地域では「たこたこキャンペーン」を実施。お笑い芸人の「笑い飯」をキャンペーン大使、「銀シャリ」「天津」「ギャロップ」を1日店長に任命し、テレビCMなども展開していく。