4月スタートの「春ドラマ」、5月からの2作品除き初回視聴率出揃う。

2008/04/23 10:12 Written by コ○助

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4月8日の「無理な恋愛」(フジテレビ系)を皮切りに、一斉にスタートした「08年春ドラマ」、皆さんはしっかりチェックしているなりか?  22日に「おせん」(日本テレビ系)が放送されたことで、5月からの「CHANGE」(5月12日初回、フジテレビ系)と「ハチワンダイバー」(5月3日初回、フジテレビ系)を除く4月スタートの「春ドラマ」が出そろい、初回放送分の視聴率が判明したなりよ。初回の視聴率を見れば、だいたいの「勝ち組」と「負け組」が分かる連続ドラマ、まずはどのようなランキングになっているのか見ておくことにするなり。

◎2008年 春ドラマ 初回視聴率ランキング
26.4% 土曜21時「ごくせん」(日本テレビ系)
15.4% 金曜22時「Around40-注文の多いオンナたち-」(TBS系)
14.1% 金曜21時「パズル」(テレビ朝日系)
13.9% 木曜22時「ラスト・フレンズ」(フジテレビ系)
13.5% 日曜21時「猟奇的な彼女」(TBS系)
13.1% 火曜21時「絶対彼氏」(フジテレビ系)
12.2% 土曜20時「ROOKIES」(TBS系)
11.7% 火曜22時「無理な恋愛」(フジテレビ系)
10.3% 火曜22時「おせん」(日本テレビ系)
10.1% 木曜21時「7人の女弁護士」(テレビ朝日系)
_8.8% 水曜22時「ホカベン」(日本テレビ系)
_8.3% 金曜23時「キミ犯人じゃないよね?」(テレビ朝日系)

というわけで、ダントツのトップに輝いたのはすでに各所で報じられているとおり、「ごくせん」第3シリーズだったなり。「ごくせん」は、第1シリーズの平均視聴率が17.6%、第2シリーズが同28.0%を記録するなど、放送前から「成功」が約束されてる作品ではあるなりが、「春ドラマ」のほかの作品を置き去りにしていくようなロケットスタートぶりは、さすがの横綱相撲といった感じなりね。

2位の「Around40-注文の多いオンナたち-」は40歳前後の世代を狙った「大人のドラマ」。主演の天海祐希を筆頭に、大塚寧々、筒井道隆、松下由樹、藤木直人といった落ち着いた面々が集うことで、アイドル的な要素が強いほかのドラマとの差異化に成功しているなりね。同世代の視聴者をうまく取り込むことに成功、見事2位の座をゲットしたなり。ちなみに第2回の放送(4月18日)では、14.2%と少し数字を下げているなりが、初回から第2回は視聴率が下方修正されるのは連続ドラマのパターン。下げ幅はそう大きくはなく、堅調に推移していると言えそうなり。

3位の「パズル」は石原さとみ主演のミステリー。「石原さとみ版『トリック』」とも呼ばれるように、脚本は「トリック」と同じ蒔田光治が担当しているなりよ。これまで清純な役柄の多かった石原さとみが、言葉遣いも人使いも荒い、金に執着した女教師というぶっ飛んだ設定に挑戦、視聴者が付いて来られるか懸念されていたなりが、この結果を見る限りでは、まずは一安心といったところなりか。この石原さとみの好演に加え、山本裕典、木村了、永山絢斗の「イケメン3人組」の人気も視聴率に貢献しているのは間違いないなりね。

逆に、いきなり視聴率1ケタ台からの苦しいスタートになってしまったのは上戸彩主演の「ホカベン」。23時台(事実上の深夜枠)で放送されている「キミ犯人じゃないよね?」とそう大差ない数字は、早くも危険水域に足を踏み入れてしまっているなりよ。ちなみに、前クール「冬ドラマ」で初回1ケタスタートだったのは、9.2%の「4姉妹探偵団」(テレビ朝日系)と9.0%の「未来講師めぐる」(テレビ朝日系)の2作品。初回でつまずいてしまったことが響き、第2話以降も低空飛行を続けた両作品は、最終的に「4姉妹探偵団」が平均7.0%(第4話で3.5%を記録)、「未来講師めぐる」は同9.1%にとどまっているなり。「ホカベン」は23日放送の第2話で視聴率を下げるようだと、今後の巻き返しは非常に厳しいと言わざるを得ないなりよ。

皆さんが見ている「春ドラマ」は、期待通りの初回視聴率だったなりか?

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