任天堂、7月の「E3」で「本当にファンタスティックな発表」を準備。

2008/03/18 13:07 Written by コ○助

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「ニンテンドーDS」と「Wii」の2つのハードと、両ハード向けに発売するソフト、すべての歯車がうまく噛み合い、依然として好調が続く任天堂。ほかのハード、ソフトメーカーからは「任天堂の一人勝ちすぎる」と恨み節も聞こえてくるほど、ゲーム業界を席巻し続けているなりよね。

でも、「好調」報道の影で、例えば「トレーニング系やミニゲーム系のソフトばかりで、ちゃんと『ゲーム』と呼べるようなソフトが少ない」「売れているのは続編モノばかり」といった声もチラホラ。いまの任天堂は「ゲームのすそ野を広げる」ことを戦略の軸に置いているため、必然的にそうならざるを得ないのは理解できるところなりが、それが旧来のゲームユーザーの不満に繋がっていることもまた事実なりよ。

さて、そんな任天堂なりが、「ニンテンドーDS」や「Wii」の勢いをさらに加速させる「次」の展開が注目されているなり。大きな展開として現在見えているのは、今月下旬から「Wii」向けに開始する、新作ソフトのオンライン配信「Wiiウェア」くらいで、今年下半期に向けての具体的な施策はベールに包まれているなりが、7月に米国で開催される世界最大のゲーム見本市「E3(Electronic Entertainment Expo)」で、なにやら大きな発表があるようなりよ。

ゲームに関するニュースを伝える「iNSIDE」によれば、任天堂オブアメリカのReggie Fils-Aime社長兼COOが「GameTrailers TV」の独占インタビューで次のような発言をしたなりね。

「E3までちょっと待ってください…、そこで2008年後半について全てを明らかにするつもりです。みんなが興奮する以上のものを用意しています」
「今言えるのはE3で発表する内容は本当にファンタスティックなものだということです」
「ゲーマーにとってエキサイティングなだけでなく、(DSやWiiで獲得してきた)新しいユーザーにとってもエキサイティングなものです」

何かが発表されることは間違いないなりが、それがハードなのか、ソフトなのか、はたまた「ニンテンドーDS」なのか「Wii」なのかも分からない抽象的な情報であることから、ネットではさまざまな憶測が飛び交っているなりよ。「画面を大きくし、2画面タッチパネルにした新型のニンテンドーDSが出るのでは」「『Wii Fit』のような全く新しいジャンルの製品が出るのでは」「ビッグタイトルの『Wii』への『移籍』が発表されるのでは」などなど。

いずれにしても、「本当にファンタスティックなもの」とまで言うからには、任天堂にとっても相当な自信がある製品およびサービスの発表になるのは間違いなさそうなりね。7月の発表が待ち遠しいなり。

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