巨人、ロベルト・ペタジーニ内野手に5億円減俸を提示か。

2004/10/06 09:55 Written by コ○助

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ヤクルト時代、「最強助っ人」の名を欲しいままにしたペタジーニ選手も、2002年オフに巨人に移籍してからは存在感がサッパリ。昨年は100試合に出場、打率.323、34本塁打、81打点。今年は116試合に出場、打率.286、29本塁打、84打点と、並の助っ人なら合格点を与えられそうな成績を残しているなりが、ヤクルト時代のペタジーニ選手と比べるとやや物足りなさを感じるなりよね。同じファーストのポジションを清原和博内野手と分け合っているというチーム事情に左右されているところもあるなりが、いかんせんペタジーニ選手の年俸は球界最高の7億2,000万円。それに見合うだけの成績を残さなければ、厳しい評価が下されるのは致し方ないところなり。

巨人としては過去2年間の成績と年俸を比較検討、悪化を続ける古傷のひざの状態も考慮した結果、大幅な減俸が妥当との判断に至ったようで、成績に対する「適正価格」である年俸2億円前後の条件提示を行う方針だというなり。その減俸額は、プロ野球史上最高の5億円。もはやこれは来季契約する意思がほとんど無いと言っているようなものなりが、ペタジーニ選手の性格や高いプライドからしてこの減俸を甘んじて受け入れるとは到底考えられないことから、巨人退団は必至の情勢と考えて良さそうなりか。

ペタジーニ選手を巡っては、ヤクルトを退団した2002年オフにも巨人、横浜、中日、阪神の4球団が争奪戦を繰り広げたなりが、今オフに巨人退団が決定すれば、再び争奪戦が起こるのは確実。ジョージ・アリアス内野手に代わる大砲獲得を目指す阪神、アレックス・オチョア外野手との契約延長交渉の難航が予想される中日、そして目玉獲得に燃える楽天などが参戦しそうな予感がするなり。2億円、とは言わないなりが、来年も3割、30本、80打点前後を打てると見込めば、3〜4億円あたりがラインになりそうなりか。しかし、ひざの状態を考えると、DHのあるパ・リーグの球団のほうが良さそうではあるなりよねぇ。

ちなみに、巨人はペタジーニ選手と契約を延長しない場合、新たな外国人として中日のアレックス選手を狙っているようなり。補強ポイントである「右打ちの外野手」という条件に合致していることが理由のようなりが、中日も主砲を簡単には手放さないだろうし、こちらも動向に注目しておく必要がありそうなりね。

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