映画やテレビドラマ、アニメなどでおなじみの「プロダクト・プレイスメント」(※劇中にスポンサー企業の商品や会社名をさりげなく登場させ、観客や視聴者に宣伝する広告手法。以下「PP」)。3月に公開されたマーベル映画「ブラックパンサー」にも主人公の専用車として「レクサスLC500」(トヨタ)が登場しているが、あれも「PP」だ。トヨタから映画会社には“大金”が支払われたのは当然だが、そうは言っても「PP」の実情はなかなか見えてこないもの。そこで今回、「ブラックパンサー」と同じマーベル作品の「アベンジャーズ」(2012年)で「PP」契約を結んだ日本の医療機器メーカー、コラントッテの社長に話を伺うことにした。

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