米国の疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)の統計によると、同国の成人の70%以上がBMI指数25.0以上の過体重(overweight)であり、30.0以上の肥満体型(obesity)であるとしています(※日本の基準では25.0以上が肥満と定義――日本肥満学会より)。肥満が社会問題となって久しい米国ですが、太り過ぎによる疾患に対する医学的な警告も虚しく、肥満体型の人々の数は増え続けて行くばかり。肥満に関係する疾患の医療費は、年に3,160億ドル(日本円にして約35兆円)にも及ぶそうです。

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