猫との遊びに、レーザーポインターは優れた道具の一つだ。猫の興味を惹きつけ、簡単な動作で満足させることができる。ただ、そのレーザーが銃についている照準用のレーザーだとしたらどうだろうか。

米オナラスカの街に住む22歳のヴォーンさんは、ベランダで猫と戯れていた。自分の所有する銃についていた照準用のレーザーをおもちゃにしていたのだが、手が滑ってしまい、発砲してしまうことに。

銃弾が向かったのは猫ではなく、一緒に住んでいたルームメイトの足首。「とんでもないことをしてしまった」と語るヴォーンさん。ルームメイトの弁護士はその謝罪の様子を「思慮深く、礼儀正しく、敬意に溢れていた」と語っている。

前科もなく、事故だったことが明らかとして、ヴォーンさんは50ドル(約6000円)の罰金で許された。裁判官からは「運が悪ければ友人を殺してしまっていた」と強く叱責されていたが、すでにヴォーンさんの反省している様子も認識していたという。

ネットでは「どうもアメリカでは銃が手軽に扱われすぎているように思う」「慰謝料や訴訟費用がかかるだろうけれど、罰金は安いね」「猫が撃たれていたらもっと大事だったかもしれない」といった感想が見受けられる。
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