2001年に出版され、発行部数200万部を突破した大ベストセラー「リアル鬼ごっこ」が、園子温監督のオリジナル脚本により映画化されることがわかった。

「リアル鬼ごっこ」は、2008年に映画化され、全国36館での公開から最終的に100館以上に広がる大ヒットを記録。その後、2010年には「リアル鬼ごっこ2」、2012年には「リアル鬼ごっこ3」「リアル鬼ごっこ4」「リアル鬼ごっこ5」が3部作として連続公開された。さらに2013年には「リアル鬼ごっこTHE ORIGIN」のタイトルで連続ドラマ化されるなど、出版から10年以上が経った今も新たなメディアミックスが展開されている。

そして2015年、まったく新しい映画として生まれ変わるのが園子温監督版だ。本作では、“全国の佐藤さん”は狙われず、ターゲットは“全国のJK(女子高生)”。姿の見えない瞬殺ストーム、豚の顔をした花婿、マシンガンをぶっ放す女教師の大群など、バラエティ豊かでぶっ飛んだ鬼たちが続々登場し、女子高生を殺して殺して殺しまくる。

その鬼に狙われる女子高生を演じるのは、3人の主演女優。修学旅行中の観光バスの中で突然“瞬殺ストーム”に襲われるミツコ役にトリンドル玲奈。なぜか“豚の顔をした花婿”と結婚式を挙げさせられるケイコ役に篠田麻里子。マラソンのレース中に“マシンガンをぶっ放す女教師”に追われるいずみ役に真野恵里菜が起用された。

本作は、2月10日にクランクアップを予定。公開は7月11日(土)を予定している。

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