キッドのミュージシャン仲間テッド・ニュージェントがFacebookに投稿した、今月行ったハンティングの写真の中で、キッドは撃ち殺したピューマを持った姿でポーズをとっている。
テッドはハンティング愛好家として知られており、参加者が生き延びるために動物を殺して料理する姿を描いたリアリティ番組「ウォンテッド:テッド・オア・アライブ」にも出演したことも。
今回の写真のキャプションでテッドは「なんてすごい保護をした新年なんだ! この高貴なマウンテン・ライオンをキッド・ロックがぶっ倒したおかげで、たくさんのエルクや家畜の命が救われたぜ!」とコメントしている。
これに対し、動物愛護団体は怒り心頭。動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)のベン・ウィリアムソン広報担当は「ただ自分のことや生活を考えて生きていただけのほかの生き物を銃殺した後に、笑顔を浮かべている人を見るのは、全ての人が精神的にも感情的にも良い気がしないのは当然のことです」「今日において、戦利品集めのためのハンティングのような血まみれのスポーツを、いかなる形でも受け入れているのはごく少数の人だけです」とコメントした。
一方でテッドは非難されることを予想していたようで、この狩猟が「必要で有益なもの」であったと擁護している。
「すでに頭が機能していないヤツラがライオンを殺すことが間違いだとわめいているのが聞こえるよ。これは合法だし、必要だし有益なもので、こいつらははびこっているんだぜ!」
批判の焦点とされているキッドは、以前に銃愛好家であることを明かしており、頻繁に銃器を買い足していると語っていたことがある。
「俺はいつも銃を買ってるんだ。俺は南北戦争時代のキャノン砲からMP5マシンガン、昔の警察の銃までなんでも持ってるぜ。もし誰かが自分の家に侵入してきたら、そうだな、そいつは撃ってもいいと思うよ。でもクレイジーなやつらが銃を持っちゃいけないと思う」