中国の食肉市場を覗くと、それこそ牛や豚、鶏、羊だけでなく、珍しい種類の肉を見かけることがあるが、このたび河南省許昌市の街角でラクダの肉が販売されているのが目撃され、物議を醸すことになった。

物議を醸したのは、柵の中で生きた2頭のラクダを鎖でつなぎ、そのすぐ横に“頭”はいくら、“こぶ”はいくらなどといった価格表が掲げられるとともに、「現場で解体します」と生々しくうたわれていたから。

これがもし解体済みの肉であったならばそれほど問題にはならなかったかもしれないが、さすがに生きているラクダの解体販売となると、中国のネットユーザーも理解に苦しんだようで、批判が殺到することになった。

ちなみに、ラクダの“頭”は500元(9,700円)、“こぶ”は500g120元(2,300円)で販売されていたという。
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