12月17日、中国河南省鄭州市内のとあるステーキ店は、いつもと異なる賑わいを見せていた。

それもそのはず、その日は鄭州市第十八中学(高校)が同店を貸し切り、200人以上の学生たちがステーキに舌鼓を打っていたからだ。

これは間近に控えた美術テストのストレスを少しでも和らげようと、同校の女性校長が企画したもの。当日は学生だけでなく、教師も参加し、わきあいあいと食事を楽しむとともに、来るべきテストに向けて気合いを注入した。

中国語ではステーキを“牛排”と記すが、「“牛”気沖天(勢いがよい)、“排”除困難(困難を乗り越える)」と縁起をかつぎ、この度ステーキをみんなで食すことにしたのだという。
続きを読む