場所によってその働きが決まっている脳を、加藤氏が提唱する「脳番地」という概念のもと大きく8つのジャンルに分け、全部で66メニューの脳トレーニング方法を紹介する同書。その発売から4年半以上が経つにもかかわらず、2014年5月19日付けと5月26日付けで記録した41位を大きく上回っており、同作品最高位をマークした。
紹介される“脳トレ”は「利き手と反対の手で歯みがきをする」「相手の口癖を探しながら話を聞く」などお手軽なもので、これがメディアでもたびたび話題に。発売以来、購読者層は30、40代のビジネスパーソンを中心に幅広いが、担当編集者によるとラジオ番組での情報を耳にしたシニア層の反響が日増しに高まっているという。