JR東日本は10月20日、今年4月より順次開始している、山形新幹線「つばさ」のデザイン変更に伴う塗装作業を映像で公開した(https://www.facebook.com/jreast.jp)。

これまで「つばさ」に使用されていたE3系は、シルバーの車体に緑色のラインというシンプルなデザインだったが、フェラーリや新幹線E6系、新幹線E7系・W7系などのデザインでも知られる奥山清行氏の手によりカラフルな色合いに。現在、塗装作業が進められており、2016年度末をめどに全編成の塗替完了となる予定だ。

今回、Facebook公式ページで公開されたのは、車両デザインの特徴のひとつであるグラデーションの部分。新生「つばさ」は、帯に県花である「紅花」の鮮やかな黄色を基調にして、染料に加工されるにつれ赤色へ変化していくという、その色の移ろいを先頭部に向けてのグラデーションで表している。

この部分が手作業で行われており、動画は宮城県にある新幹線総合車両センターでの塗装作業をギュッと凝縮し、64倍速に編集。グラデーションを作るために5種類の色を重ね塗りしている様子がよくわかる。
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