「病者の祈り」はニューヨークにあるリハビリテーション研究所の壁に掲げられている詩。もともとは南北戦争の南軍帰還兵士によって書かれたものと言われている。
「苦しみは弱きを知るために神から与えられた贈り物である」というメッセージが感動を呼ぶ、米国では広く知られたこの詩は、1950年代に大統領候補だったA・スティーブンソンがクリスマスカードに記したことをきっかけに、多くの人に認知されるようになった。
この詩のことを偶然知ったのが、あのアフラックのCMソングなどで知られるマユミーヌ。詩のメッセージを日本語の歌にして広く届けたいとの想いを抱き、スタッフと3年の試行錯誤を経てようやく形となった楽曲が「生きる」だ。
誰もが経験したことのある辛さや苦しみ。それらに寄り添う“感動の歌”として、じわじわと噂が広がっているようだ。