JR西日本は9月29日、大阪駅南側の広場整備に着手すると発表した。同社は2004年より大阪駅の改良および開発プロジェクトを推進しているが、広場整備もその一環として行われる。

この整備では、南広場の東側に混在するバスターミナルおよびタクシー乗車場を、東側はバスターミナル、西側はタクシー乗車場に分離。これにより周辺道路の混雑緩和だけでなく、歩行者の安全性も向上する。また、歩行者動線を美装化。わかりやすい案内設備に改修していく。

そして、サウスゲートビルディング2階と梅田新歩道橋をつなぐ歩道橋(デッキ)を整備。上空歩行者通路の連携により、安全性および回遊性が向上する見込みだ。

工事は主に西側から着手。2015年春にはタクシー乗車場の整備・供用開始、2016年秋には歩道橋の供用開始と、バスターミナルの完成を予定している。
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