メーカー別の売上状況は、上半期売上額として3年連続でエイベックス・グループ・ホールディングスが首位となった。売上シェアも前年同期の14.7%から18.2%へと拡大している。「アナと雪の女王」のサントラ商品のヒットが大きく貢献、またKis-My-Ft2や安室奈美恵、EXILEおよび関連グループなどのヒットを輩出した。
作品あたりの売上が10億円以上を超えたものが前年同期の2作品から当期は6作品へ増加したことも、同社のシェア拡大に貢献したものと考えられる。
以降、2位ソニー・ミュージックエンタテインメント、3位ユニバーサルミュージッ、4位キングレコード、5位ジェイ・ストーム、6位ビクターエンタテインメント、7位ワーナーミュージック・ジャパン、8位テイチクエンタテインメント、9位ポニーキャニオンと顔ぶれに大きな変化はみられないが、10位にトイズファクトリーが浮上した。
BUMP OF CHICKEN の新作アルバム売上が好調なことに加え、「スノーマジックファンタジー」などで話題となったSEKAI NO OWARI のブレイクによって各作品の売上が伸長したことも、同社売上の拡大につながったようだ。