話題を呼んでいるのは、6月4日付けでYouTubeに公開された「Balloon Room Prank」(https://www.youtube.com/watch?v=QSsB4OPM900)。英紙デイリー・メールなどによると、投稿したのは英国で俳優として活動しているジェイミー・ムスカトーさんで、彼は同じ家に住む友人が1か月間仕事で部屋を空けると知り、やはり一緒に暮らすジョー・モットさんと彼がいない間にいたずらを仕掛けようと考えた。
そのいたずらを仕掛けた様子を紹介したのが、今回の動画。タイトルからも分かる通り、友人の部屋に大量の風船を詰め込んで驚かせようと決めた彼らは、実に「3週間」(英紙デイリー・ミラーより)もの時間をかけて、2,296個もの風船を膨らまし、友人の部屋へ入れていく作業を繰り返したそう。そして、帰って来る当日まで仕掛け作業を行った2人は何事もなかったかのように、いざ友人をお出迎え。久々の再会を抱き合って喜ぶ素振りを見せた友人だったが、向けられたカメラを見た瞬間、あからさまに彼らに怪しさを見せるような表情を見せており、この時からすでに嫌な予感を感じ取ったようだ。
そして、ついに部屋のドアを押し開けた友人は、思いもよらない部屋の中を見て驚きの声を上げた後、絶句。しかし友人は、その姿を見て笑う仕掛け人2人を置いて、すぐに高く積み重なった風船の中へと潜り込んでいくと、「すごいな」と言いながら色とりどりの世界を楽しむ姿を見せている。
さらに、中で一緒にはしゃぎだした2人に「いくらかかったんだ?」「風船に乗ってくつろごうかな」と話していて、彼らのいたずらに怒るどころか、満更でもないとばかりに喜んでいるようにも見える。
その後、大量の風船は釘を付けた棒を使って割ったそうで、2人が3週間かけて仕掛けたいたずらは、あっという間に終わりを迎えた様子。しかし、無駄にも思える時間をかけてまで行ったいたずらは、今後3人だけのかけがえのない大切な思い出として、彼らの心に残り続けるに違いない。