中国紙南京晨報などによると、この“ミニスカ奨励金”を交付していたのは江蘇省南京市江寧区にある不動産会社。社員の話によれば、ミニスカで出社すると給料とは別に毎月300元(約4,900円)の奨励金が支給される。一方、“ミニスカ出社”が月10日間に満たないと奨励金は支給されない。ミニスカで出勤したかどうかは、タイムカードを押すときに警備員がチェックしているという。
この時期の南京は暑さが厳しくなり始めるため、暑苦しいスーツ姿ではなく、薄手の格好で出勤・勤務できる制度は女性にとって大変有り難いかもしれないが、それがミニスカ限定となると話はちょっと異なる。実際、スタイルに自信のない女性社員はミニスカをはくことに抵抗感を抱いており、中には強い不満の声を漏らす人も。ある女性社員に至っては「(太っている私が)ミニスカなんてはいたらお客さんが驚いて逃げちゃう」と仕事にも支障を来しかねないとネガティブな反応だ。
一方、スタイルに自信のある女性社員はこの制度にそれほど反感は抱いていないそう。また、周囲の企業の男性社員には概ね好評を得ているそうで、「毎朝多くの“ミニスカ美女”を拝めるだけで出勤が楽しくなる」と大歓迎されている、と伝えられている。