100年にわたり大阪・堺の街を走り続ける路面電車・阪堺線に、3月1日、低床式車両「堺トラム・紫おん」がデビューする。同線は長期にわたる利用者数減少により、堺市内区間が存廃の危機に直面していたが、堺市の支援により存続はもちろん、今回、新車両の導入が実現した。2両編成の「堺トラム・紫おん」は、堺市出身の歌人である与謝野晶子が好んだ色で、堺市の花ハナショウブをイメージする色“紫色”が基調。3月1日からは、天王寺駅前〜浜寺駅前間、平日は上下計20便、土休日は上下計17便を運行する。

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