また、今週で累積売上部数は54.6万部と50万部を突破している。
今年はすでに近藤誠「医者に殺されない47の心得」(アスコム)、村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文藝春秋)、百田尚樹「海賊とよばれた男上」(講談社)の3作品が3週連続の首位を獲得しており、今作は4作目。
中でも、文芸作品が3作も3週連続首位を獲得するのは、オリコンが2008年4月に“本”ランキングを開始して以来初で、今年の文芸作品の人気ぶりが伺える結果となった。
「ロスジェネの逆襲」は、主人公・半沢直樹が、出向先である子会社の証券会社でIT企業の買収にからむ陰謀に巻き込まれるが、親会社からの理不尽な横槍にも負けず「ロスジェネ(ロストジェネレーション)世代」の部下と共に立ち向かう物語。