黄色ベースにシンプルなフォントで書かれた飾り気のない看板、そして店名の「三郎」。どことなく某有名ラーメン店を想起させるが、店名の「三郎」は、函館出身の大物演歌歌手からインスピレーションを受けて命名されたそうだ。
やきそばの専門店ではあるが、一般的にイメージする“焼きそば”とは大きく異なり、客には全く味のついてない麺を提供。そこに卓上に準備された10数種のソース&調味料(ソース、醤油ソース、特製三郎ソース、つぶ野菜ソース、焼肉ソース、トマトソース、梅ソース、カレーソース、ブラックペッパー、ヒマラヤ岩塩、酢、ラー油、マヨネーズ)で味付けして、自由に食べるというスタイルだ。
並盛290円(税込み)からの低価格も特徴のひとつで、麺の盛り付けは並盛、中盛(340円)、大盛(390円)、スーパー(440円)、ミラクル(490円)、ウルトラ(540円)、ハイパー(590円)、オメガ(640円)、カオス(790円)、変態盛(890円)の10段階と幅広い。トッピングは目玉焼き(50円)、ウインナー(60円)を用意した。
現在は函館本通店のみの出店だが、将来的には函館を中心に国内に数店舗を展開したい考え。また、海外でのフランチャイズ展開も計画しており、1年以内に国内1店舗、海外に1店舗をオープンする予定で、「早い!安い!美味い!」で“やきそばの吉野家”を目指すという。