今回、デビュー初のシングルTOP10入りを果たした辻井だが、クラシックアーティストによるシングルTOP10入りは、2008年1月21日付け、テノール歌手の秋川雅史(45歳)が「千の風になって」(2006年5月発売)で記録して以来、5年4か月ぶりの快挙だ。
今回のコラボは2012年秋、被災地への想いを込めた「ふるさと」を熱唱するATSUSHIの優しい歌声に感銘を受けた辻井が、自身の楽曲に歌詞をつけてもらいたいと依頼したことがきっかけ。本作では、2011年3月の東日本大震災直後、辻井が米国ツアーのアンコールで即興演奏した楽曲に、ATSUSHIが「苦しさの中でも、いつか希望の光が灯る」というメッセージを込めた歌詞を書き下ろし、歌い上げている。
なお、同楽曲の合唱バージョンの音源と楽譜が現在、「それでも、生きてゆく」スペシャルサイトにて期間限定で無料配布されている。