ハシビロコウは大きなクチバシと鋭い目を持つ大型の鳥。身長は120センチほどあり、その強力なビジュアルから圧倒的な存在感をビシビシと放っている鳥だ。野生のハシビロコウはアフリカ東部から中央部の湿地や草原地帯に生息しているが、現在はIUCN(国際自然保護連合)絶滅危惧種VUに指定されている。
同園では、新設の「BIG-BILL HOUSE(ビッグビルハウス)」で展示。ハシビロコウは“動かない鳥”としても知られている通り、ジッと動かずに魚を待ち伏せし、水面に上がってきた魚を倒れ込むようにして捕食するが、そんな生きた獲物捕獲の瞬間も見られるスタイルになる予定だ。