“サスペンスの神様”とうたわれた男ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの実話を描いた映画「ヒッチコック」。ノミネートされた今年のアカデミー賞では「ついに“ヒッチコック”の名前が呼ばれるのか!?」と期待されていたが、彼がこの世を去った32年後も、やはりアカデミー賞とは縁がなかった。
☆「ヒッチコック」ストーリー
1959年、ヒッチコックは新作「サイコ」の製作に挑んでいた。後にサスペンス映画の金字塔と称えられ、現代に至るまで多くのクリエイターに影響を与え続けているヒッチコック最大のヒット作だ。だが、当時は映画史上かつてない斬新さゆえに、ヒッチコックは資金難など数々の試練にぶつかる。そんな彼の最大の味方は、優れた映画編集者にして、ひらめきに満ちた脚本家であり、ヒッチコックの生涯ただ一人の妻・アルマだけだった――。
映画「ヒッチコック」は4月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。