「クロユリ団地」は、13年前から謎の死が続く老朽化した集合住宅が舞台。その事実を知らずに越してきた主人公の明日香が、引っ越した夜から隣の部屋から届く「ガリガリガリ……」という不気味な音に悩まされていた。そしてある日、連日鳴り続ける目覚ましをきっかけに隣室で孤独死した老人を発見してしまう。その日を境に明日香の周囲で恐ろしい出来事が次々と起こるようになった――というストーリーが描かれる。
今回解禁された“最恐特報”では、作品中の緊迫したシーンが連続して展開され、タイトルにもなっている団地という無機質で閉鎖的な空間の不気味さが際立った内容。ホラー映画好きにはたまらない恐怖映像になっている。
本作は元AKB48の前田敦子と、成宮寛貴がダブル主演。中田監督が自ら“中田ホラーの集大成”と称し、日活の100周年記念作品として製作された。すでに第42回ロッテルダム国際映画祭、第20回ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭への正式招待など、世界からも注目されている。