「パシフィック・リム」は太平洋(パシフィック)の深海から突如出現し、地球を絶滅の危機に陥れる未知なる巨大生命体と、人類の英知を結集し生み出された人型巨大兵器“イェーガー”との壮絶な戦いを、ハリウッド最先端のVFXを駆使して描いたSFスペクタクル超大作。メガホンを執るギレルモ・デル・トロ監督は日本のアニメや特撮文化に精通し、世界中で熱狂的な支持を集める人気監督で、監督が「集大成」と語るほどの渾身の一作だ。
今回、愛菜ちゃんはハリウッド・デビューとは思えないほどの堂々とした演技を披露。走り回るシーンでは30回以上もテイクを重ね、本人から嗚咽が出るほど常に全力で役と向き合い、演技に没頭する姿に、監督、主要キャストおよび現地スタッフは一様に彼女を絶賛した。また、この撮影を経て、愛菜ちゃんはいま、熱心に英語の勉強をしているそうだ。
ハリウッド・デビューについて愛菜ちゃんは「海外のお仕事が決まったとき、すごく嬉しくてワクワクしました。英語が分からないので、少し不安な気持ちにもなったんですけど、監督さんにお会いしたとき『トトロって呼んでね』と優しく笑いかけてくれてとても嬉しかったです。監督は身振りや手振りで私に演技を教えてくださいました。見えないものを見えるように、お芝居しながら逃げたり、泣いたりすることがとても難しかったんですが、一生懸命役を演じました。ぜひ皆さん見てください」と、撮影時の様子を振り返っている。
「パシフィック・リム」は2013年夏、丸の内ピカデリーほか3D/2D同時公開。