さらに最新作「海賊とよばれた男」も、BOOK(総合)部門で上昇、上巻はこれまでの最高位74位を大きく上回る13位に、下巻も初TOP100入りとなる28位に上昇した。
「永遠の0」は、2006年に発表された百田尚樹のデビュー作。第2次大戦時、臆病者と罵られながら「妻との約束のために生きて帰る」と言い続け、特攻で命を落とした一人の零戦乗りの生涯を、その孫が終戦60年目の夏に辿る物語。
今年5月に映画化が発表され、再び注目を浴びているが、さらに人気バラエティ番組に著者の百田尚樹氏自身が出演し作品が紹介されたり、別の人気番組でも出演者が作品を絶賛するといったメディアでの「永遠の0」の紹介が続き、該当作や新作へのセールスに繋がったようだ。