第4弾として登場する「新幹線0系」は1964年10月から2008年12月までの44年間、東海道新幹線と山陽新幹線で運用された日本初の新幹線車両。超合金化にあたり、交通科学博物館の協力のもと徹底した実車取材を行い、21型式1号車両を外観から内部に至るまで、1/45スケールで完全再現した。
全体のディテールはもちろん、床下機器や車体の各所に記載された文字や表記まで忠実に再現。屋根を取り外して車両内の様子も楽しむことができ、定員75名の転換式座席は全座席方向転換ができるほか、スイッチ一つで標識灯や客室内のカバー付き蛍光灯の点灯も再現されているというこだわりようだ。
また、本体には「サラリーマン」「運転手」「車内販売員」「学生」「カップル」「家族」などフィギュア20体が付属。「出発式式典セット(台、くす玉、くす玉固定用アーム、垂れ幕+関係者フィギュア5体)」も用意され、さまざまなシーンを楽しむことができる。
なお、初回生産分には限定特典として、新幹線の歴史を彩った4種の光前頭(ひかりぜんとう=先頭の連結器が隠れている“鼻”の部分)の交換パーツが付属。差し替えて装着が可能だ。
主なターゲットは電車や乗り物好きの40〜60代の男性。販売ルートは全国の模型店、玩具店、家電・量販店の模型・玩具売り場、ネット通販などで、2012年6月までに5,000個の販売を計画している。