ファウンテンディスペンサーは、濃縮されたシロップの原液を飲料水や炭酸水で希釈し、その場でドリンクを製造するタイプのマシンのこと。今回設置された「コカ・コーラ フリースタイル」は2009年から2010年にかけて米国でテスト導入され、現在すでに1,500台以上を設置しているが、日本ではこれが1号機となる。
その特徴は「コカ・コーラ」をはじめとする炭酸飲料やスポーツドリンクなどのベースドリンク約14種類と、約10種類のフレーバーを、利用者の好みに合わせてマシン内で調合する点。これにより、1台で既存のディスペンサー約20台分にあたる112種類を提供できる。また、タッチスクリーンを搭載しており、利用者はベースドリンクとフレーバーを選択していくだけの簡単操作も売りだ。
今後はフードサービスや映画館などの施設に設置していく予定。どのような自販機なのか、見かけたら試してみてはいかが?