第1弾の「イタリアンハーブ」は、素揚げのような薄い衣にこだわったメニュー。ほんのりとレモンの風味が効いたモモ一枚肉のチキンを、オレガノ・タイム・バジルなどのハーブとオリーブ、レモン果汁を使用したソースに合わせた。バンズはライ麦ロールで、レタスとオニオン、ベーコン、モツァレラチーズなども一緒に挟んだ、具だくさんのサンドだ。価格は単品360〜380円(税込み)で、バリューセットは(マックフライポテトM+ドリンクM)660〜690円(同)。
第2弾の「カリフォルニアコブ」は、クリスピーな衣が特徴のメニュー。ムネ一枚肉のチキンを使用し、米国で人気のコブサラダ風サンドイッチに仕立てた。味の決め手となるコブソースは、マヨネーズベースにオニオンと、隠し味にフライドガーリック、チリなどをプラス。手結びの全粒粉入りのバンズでレタス、モツァレラチーズ、ベーコンと共に挟んでいる。価格は単品350〜370円(税込み)で、バリューセットは650〜680円 (同)。
マクドナルドは昨年6月から「アイコンチキン」シリーズのプロモーションに力を入れており、これに「チキンマックナゲット」や「シャカシャカチキン」などを加えたチキン商品の“食機会のシェア(=チキンを最も頻繁に食べているレストラン)”は、現在すでにNo.1になっているという(NPD・ジャパン調べ、2010年)。