「ザ・カクテルバー」は1993年に誕生したアルコール飲料。それまでバー以外ではなかなか飲む機会がなく、なじみも薄かったカクテルが家庭でも手軽に楽しめるとあって、若者を中心に人気爆発、日本の低アルコール飲料の草分け的な存在として市場を大きくけん引した。
しかし、次第に競合他社からも低アルコール飲料が登場し、低価格競争が激化。ついに2007年に生産中止となったが、近年、チューハイやフルーツ系缶入りカクテルが人気となっている中、改めてバーで楽しむようなスタンダードカクテルを楽しんでもらおうと企画されたのが一連の“復刻版”だ。
昨年12月の販売時には「ソルティードッグ」と「ファジーネーブル」だったが、今回は夏向けの「スクリュードライバー」(アルコール度数5%)と「ブルーハワイ」(同)。パッケージはシェーカーをイメージした従来のスタイリッシュな透明瓶を採用し、“復刻版”と表記することで特別感を表現している。
価格は各210円(税別)。「ザ・カクテルバー」が懐かしいと感じる世代はもちろん、カクテルや軽いお酒が好きな人もこの機会に試してみてはいかが?