今回配信が始まった「金子みすゞ童謡集『こだまでしょうか』」は、「こだまでしょうか」をはじめ、「わたしと小鳥とすずと」など、教科書にも採用される名作の数々を本人の直筆データで収録した電子書籍。もちろん活字データも収録しており、文字の拡大、早送り、電子しおりなど、電子書籍ならではの機能も使える。
金子みすゞの童謡集の発行元であるJULA出版局には、CMの反響を受けて多くの注文が殺到しているが、地震の影響で出版界は紙の調達が困難な状況にあるため、急遽、電子書籍版の販売を開始することにしたという。
価格は通常版が450円(税込み)で、売上金の一部は日本赤十字社を通じて義援金として寄付される。また、被災者向けには無料(内容は有料の通常版と同じ)で提供中だ。
☆「こだまでしょうか」(ACジャパンのサイトより)
「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。
そうして、あとでさみしくなって、
「ごめんね」っていうと「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、いいえ、誰でも。