21日付けのエントリーでは震災への思いをつづった上で、「ACのCMについて」と、親子連名によるメッセージを掲載。それによると、大量にCMが放映されるようになった状況には「私達母娘も、想像もしていませんでした。それと同時にどうする事も出来ないのが現状です」と困惑しているという。そして「長年に渡り子宮けい癌の啓発活動に力を注いできた私達は今とても悩んでいますし、心が痛みます」と胸中を明かしている。
このCMは「私達は、少しでも力なりたくて、思いを込めやらせていただいたお仕事です」と説明。しかし、現在は「今回の災害の状況、日に日に大きくなる被害や被災された方々の事を思うととても複雑な心境」でいるそうだ。そしてエントリーは「ただ1人でも多くの方が笑顔になってくださる事を心より願ってます」との言葉で締めくくっている。
ACジャパンのCMは会員社である各局に提供されているもので、地震により多くの企業がCM を自粛した穴を埋めるために、放送局の判断で放映されている。しかし、必ずしも災害のような非常時に対応できるように制作された広告素材ではなく、また、同じCMが何度も繰り返し流れるため、 ACジャパンには苦情が殺到していた。