注目の地上波の中継は週末のデーゲームが中心という編成。ナイター中継は2009年度が15試合、2010年度が8試合と年々減少しており、今年もこの流れには逆らえず、BS/CSにほぼ移行する形となっている。ちなみにデーゲーム中心の編成となったのは、昨年度のデーゲーム放送実績で男女10代から高い支持を得たことも大きく、日本テレビとしては小・中学生の野球人気向上に手応えを感じているようだ。
中継の中身は、今年は地デジ完全移行イヤーであることから、“フルデジタル”と親和性の高い野球中継においてデータ放送を拡充。そして昨年CSで実施した「3D野球中継」や、野球ファンのタレントによる「副音声放送」も展開する。
また、キーワードに「ドラマチック」を掲げ、“投手vs.打者の対決”“ライバル対決”“新旧対決”など、プロ野球選手の対決のドラマを演出していくという。