「キック・アス」は、コミックオタクでスーパーヒーローに憧れる平凡な高校生のデイブ(アーロン・ジョンソン)が、ある日、インターネットで買った自前のスーツとマスクで自分も“DIYヒーロー”として街で活動を開始。何の特殊能力も持たない彼は初出動のときにあっさり犯罪者にやられるものの、その捨て身の活動がネットで話題になり、“キック・アス”の名で一躍有名になる。やがて高度な訓練を受けた美少女ヒーロー“ヒット・ガール”(クロエ・グレース・モレッツ)とその父“ビッグ・ダディ”(ニコラス・ケイジ)も仲間入りし、犯罪組織に立ち向かう――というストーリーだ。
ブラッド・ピットがプロデューサーに名を連ねていることも話題を呼んだほか、公開後は作品の完成度の高さや深い人間描写などが評判となり、現在、Yahoo!ムービーでは4.54点(5点満点中)、ぴあ映画生活では82点(100点満点中)、映画.comでは5.0点(5点満点中)、Movie Walkerでは5つ星が58件、4つ星が24件(87件中)と、ネットのクチコミサイトでは高い評価を付けている。ただ、作中では残虐な描写も含まれているため、映像的に受け付けないという趣旨のコメントもチラホラと見られ、両極端な評価が出ているようだ。
今回のパッケージ化では、セルBlu-rayに貴重なインタビューやメイキング、予告編集などの特典映像を余すところなく収録。封入特典にはオリジナルミニコミック、トレーディングカード(4種類のうち1種)を予定しており、アウターケース付きの豪華仕様となっている。