中国紙武漢晨報などによると、この一件が起きたのは湖北省武漢市の東西湖区でのこと。不倫された男性は妻のプライバシー情報を書き連ねた告知文を作成し、街頭に何枚も張り出した。張られていたのは電信柱や電話ボックス、ゴミ箱などで、いずれもスーパー周辺の人目に付きやすい場所だ。
告知文は「休妻告示」という文句で始まる。これは“妻と離縁する”という意味で、続く本文では妻と不倫相手の男性の名を暴露。どこでどのような不倫行為を行っていたかを赤裸々に記し、妻と男性の顔写真も印刷、さらに「姦夫」「淫婦」と紹介するなどかなり過激な内容だ。2人を実際に知る人物なら、すぐに分かってしまうであろう、あからさまな告知文となっている。
しかし、これを作成したあとも男性の怒りは収まらなかった様子。本文の行間には“追記”する形で、2人の職場や住所、身分証明書番号、QQ(IMS)のID、そして直接の関係はない不倫相手の妻の名前まで晒しているほどだ。
ちなみに、「姦夫」扱いされ、この告知文を知った相手の男性は、地元紙に対し不倫を否定。あくまでも“普通の関係”であることを強調している。また、告知文には激怒しており、警察にもすでに通報したとのことだ。