しかし、そんな「ハッピーセット」を巡り、トラブルが起きてしまいました。先日、英国の女性が購入した「ハッピーセット」には、ビックリするような“あるもの”が入っていたのです。
英紙メトロによると、ハンプシャー州サウサンプトンに住む21歳のニッキー・ホロウェイさんは、1歳の息子・ジャックくんのために「ハッピーセット」を購入しました。すると、それにはタバコが1本入っていたというのです。
購入時のことを思い返してみると、マクドナルドの女性店員が「タバコを1本取っておいて」と、ほかの店員に話しているのを耳にしていました。その店員がニッキーさんの注文を受け、「ハッピーセット」を箱詰めしていたのですが、同僚から受けとったタバコを間違えて入れてしまったのだと見られています。
しかし、幼い子ども用のメニューに、タバコが紛れ込んでいたという事実は問題。「私の息子は、もう自分で口に食べ物を運ぶことができる年齢。もし気を付けていなかったら、タバコをフライドポテトと間違って口にする可能性だってありました」(メトロ紙より)と語るニッキーさんは、苦情を伝えに購入した店舗へ戻りました。
ところが、話を聞いた店員は笑うだけ。反省の色なしと感じて、今度はマネージャーに話をしましたが、こちらも「新しいセットか返金」をオファーするだけで、謝罪することはなかったそうです。
そんな態度に憤慨したニッキーさんは、とうとうマクドナルド本社にコンタクト。ここまで来てようやく、「支店の店員が愚かな間違いをしました」と謝罪の言葉を聞くことができました。でも、一連の出来事にニッキーさんの怒りはもう収まりません。お詫びの品で誠意を見せようとしたマクドナルドの提案を断り、訴える準備をしているそうです。