このキャンペーンは秋葉原案内所や秋葉原Pinky Cafeなどで働く“ルパン好き”のメイドさんが参加し、「クラブ・ジャズ・ディグス・ルパン三世」のジャケットに採用された次元大介のステッカーを無料配布したもの。配布中には次元大介似のファンの男性も現れ、現場は撮影する人々であふれかえるなど、アッという間に黒山の人だかりができた。また、通行人からは「次元カッコいい!」などの声も。
キャンペーンに参加した秋葉原案内所のカリスマメイド・増田さんは「最近、秋葉原もだんだんと元気になってきています。今回のキャンペーンのように、アニメでも、もっともっと秋葉原に活気が戻ればうれしいです」とコメント。用意した2,000枚のステッカーを配り終え、大盛況の中にキャンペーンは終了した。
それにしても、なぜ「クラブ・ジャズ・ディグス・ルパン三世」のキャンペーンが秋葉原で行われたのだろうか。実は秋葉原とジャズには深い関わりがあることが、今回、キャンペーンの地として選ばれた理由だった。
今でこそ“萌え”や“アニメ”のイメージが強い秋葉原だが、かつては世界有数の電気街としてその名を馳せていたのは誰もが知るところ。古くからスピーカーやアンプなど、音質にこだわるオーディオマニアたちの聖地でもあったが、そんなマニアたちが好んで聴いていたのがジャズだった。そのため、今でも秋葉原のレコード店ではジャズの品揃えは豊富。秋葉原は隠れたジャズの街でもあったわけだ。
今回発売された「クラブ・ジャズ・ディグス・ルパン三世」は“レコード番長”として知られる須永辰緒プロデュースのもと、SOIL &“PIMP”SESSIONS、EGO-WRAPPIN'、勝手にしやがれなど、J-POPからクラブジャズまで幅広く活躍する国内の超実力派アーティスト陣をはじめ、ファイブ・コーナーズ・クインテットなど海外のアーティストも多数参加し、ワールド・スタンダードなクラブ・ジャズ・アルバムに仕上がっている。ジャケットには登場人物の中でも最もジャズが似合うクールな男として次元大介が採用された。
☆ライブも開催
[夜ジャズfeat. Club Jazz Digs Lupin The Third]
日時:3/22(月/祝)17:00
場所:渋谷 JZ'Brat