公式ブログで更新された15日付けエントリー「日本代表へ」は、まず、一緒に14日の韓国戦を観戦していたというラモス氏の息子の“怒り”を紹介。息子は「パスまわしてばっかで ちっとも攻撃出来てないじゃねーかよ!こんな弱い韓国相手に なーにもたもたやってんだよ!」「W杯まで4カ月だぜ!いまさらメンバー試してどうすんだよ!」「4強狙うって アジアの4強目指してんのかよ!」と、「耳が痛くなるほど」吠えていたという。
これに続き、ラモス氏は冷静に韓国戦を分析。韓国代表はMFの朴智星選手をはじめ、欧州で活躍している選手が参加していなかったが、「こんなに弱い韓国をみたのは 俺が日本に来てから初めてだ」と、少なくともラモス氏の目には“最弱”の状態に映っていたそうだ。
それにも関わらず1-3で敗れたことに「両方ともミスも多い 今まで出来てた事も 出来なくなってる」とし、「選手同士のコミュニケーション ちゃんととれてるのかな?」と心配している。
ただ、「波はある こんな時もある」ことはラモス氏も承知した上で、「早く自信を取り戻せ」と日本代表の面々にエール。「もっと自信をもって 自分を信じて楽しいサッカーやれよ 自信を取り戻すには 今はもっと運動量を増やすしかない」「足元でボールもらう事ばかり考えてないで もっと運動量を増やせ そして1対1で絶対負けるな それが大事だし そこからだぞ!!!」と力強い言葉で叱咤している。
☆サポーターやサッカーファンから監督解任要求も
韓国戦での完敗、東アジア選手権3位の結果を受けて、サポーターやサッカーファンからは岡田監督の解任を要求する声が次々と上がっている。韓国戦が行われた国立競技場には、サポーターの「岡チャン不合格 決断セヨ サッカー協会」の横断幕が掲げられたほか、mixiには14日付けでコミュニティ「岡田監督を解任せよ」が開設され、15日早朝の時点ですでに参加者は500人近い。また、2ちゃんねるにも「岡田監督解任」に関連するスレッドが乱立している状態だ。