しかし、小さいのはこの赤ちゃんだけではありません。実は母親のステイシーさんは、3年前に最初の子であるカテーリちゃんを出産した際に、「世界一小さな母親」として、欧米メディアで話題になった人。彼女の身長は約71センチしかありません。
英紙デイリー・メールによると、ステイシーさんは骨形成不全症と呼ばれる先天性の疾患を持っています。これは、骨に大切な成分のI型コラーゲンの異常が成長を阻害してしまう病気で、骨だけでなく、難聴や皮膚の異常など、いろいろな合併症があるそうです。
そのため、4年前にウィルさんと結婚した時に、医師は「妊娠するのは体に大きな負担がかかる。母体と赤ちゃん双方の命が危険にさらされるので、絶対に避けた方が良いだろう」とアドバイスしていました。
ところが、ステイシーさんの子どもを望む気持ちは、その警告の前にも薄れることがありませんでした。彼女は3年間で3人の赤ちゃんを無事に出産。いずれの出産後も健康が悪化することはなく、医師らも驚くような“母の力”を見せつけたのです。
それにしても健康な母親でも、小さな子ども3人を養育するのは大変な重労働。ステイシーさんは一体どうやって乗り切っているのでしょうか。彼女曰く「夫(身長175センチ)が助けてくれるから、大丈夫」とのことです。