しかも、肥満であることは社交面にも影響します。周囲からの冷たい視線を感じて、なんとなく外出するのが辛い。特に「魅力的」であることがステータスとなるバーやナイトクラブといった場所には行きづらいといった声もあります。でも、そんな経験をせずに夜遊びがしたいと願うのも、当たり前の気持ち。そうした声を受け、米国では最近、太っている人専用のナイトクラブが人気を呼び始めています。
例えば、カルフォルニア州のロングビーチにある「クラブ・バウンス」は、そんなナイトクラブのひとつ。インターネットで知り合った“プラスサイズ”の人々が、ダンス・パーティなどのイベントを次々と企画していたことに注目したオーナーが、マーケットを見越して、5年前に開店しました。
その当時はパイオニア的な存在でしたが、最近では同州のほかの都市にも、同様のナイトクラブが増えてきたそう。この動き、米国中に飛び火していくかもしれませんね。