2004年からがん闘病を続けてきた歌手の川村カオリさんが亡くなった。享年38。川村さんは7月1日に公式ブログで新たな転移が見つかったことを報告し、ライブなどの歌手活動を休業して治療に専念していた。

28日に更新された公式ブログのエントリーによると、川村さんは左乳がんの再発のため治療していたものの、7月28日午前11時01分に都内病院で永眠。親族の意向により、告別式は親族、友人のみでとりおこなうとしている。

川村さんは1988年にシングル「ZOO」で歌手デビューし、1990年に「神様が降りてくる夜」、1991年に「翼をください」が立て続けにヒット。順調な音楽活動を続けていたが、2004年に乳がんが発覚し、左乳房切除手術と抗がん剤投与による治療を受けたのち、2005年に活動を再開した。

しかし、2008年10月に乳がんの再発と、リンパ節・骨・肺への転移が明らかとなり、さらに今年、肺と異なる骨への転移が発覚し、7月から治療に専念していた。
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