同ブログで更新されたエントリー「いろんな意味で」には、「エヴァケータイ」の2万台受注完売について「驚いてません。予想してました」とつづられ、人気が過熱気味になることは予想の範囲だったとしている。その上で、「気になるのは、オークションに上がってる転売品」と、横行する転売行為には、当事者も注意を払っているようだ。
「何にせよ、自分が好きでもないのに小銭稼ぎのために限定品を押さえて回る転売屋は、大嫌いなんですよ」「だって、そいつらのせいで、ホントに欲しいのに買えなくなる人が出てくるわけでしょ?そいつらがいなけりゃ、買えたのに」と、強い言葉で転売屋を糾弾。続いて「買えなかった元凶である転売屋のオークション出品物を、定価よりずっと高い金額で落札するって……それ、哀し過ぎますって……」と、こうした現状を嘆いている。
さらに話は箱根町観光協会が6月4日〜6日まで箱根町湿生花園駐車場で先行配布した、タイアップ観光パンフレット「箱根補完マップ」(※6月11日から箱根主要施設で1万枚配布)にも及び、「タダで配られた『箱根補完マップ』も1000円で出品って、何ですかいったい?」と、無料配布されているものまで売りに出されていることに怒り心頭。このタイアップについては「箱根で手に入れるのが意味のあるアイテムですから、今は箱根限定。そういう『アソビ』なんです」と、企画意図を説明し、転売行為にクギを刺している。
この当事者からの怒りの声に対し、ネットでは「転売屋はクズ」「転売屋が嫌いなのは同意」と、転売行為には批判的な意見が大勢を占めているが、一方で「限定にするのが悪い」「受注生産にすれば良いのに」と、数量が限られればこうした事態を招くのは分かりきっていることだと、売り方や配布の仕方への批判も少なくないようだ。