「PSP Go」は本体をスライドすることで、画面の下からボタンが現れる機構を採用した薄型・軽量のモデル。これまで「PSP」のゲームを楽しむために必要だったUMDドライブを廃止し、3.8型液晶(従来は4.3型)、16GBのフラッシュメモリ、Bluetooth、Wi-Fi、メモリースティック マイクロ(M2)などを搭載している。
UMDドライブが廃止されたことで、ゲームの供給はダウンロードサービス「Playstation Network」経由で行う。「PSP Go」向けの新作タイトルのほか、これまで発売されてきた「PSP」向けソフトも順次ダウンロード販売される予定だという。また、ソフトの購入や管理がしやすいよう、パソコン向けの専用アプリケーション「Media GO!」無料提供し、パソコンと「PSP Go」の連携を取りやすい環境を整える。
なお、「E3」で行われたカンファレンスでは、「グランツーリスモ ポータブル(Gran Turismo Portable)」「メタルギアソリッド ピースウォーカー(Metal Gear Solid: Peace Walker)」「レジデント エビル ポータブル(=バイオハザード ポータブル/RESIDENT EVIL Portable)」も発表されている。
発売は北米と欧州は10月1日からで、価格は249.99ドル。日本は11月1日から発売で、価格は26,800円となる見込みだ。