そのボイルさんですが、突然訪れたスターダムには、やはりプレッシャーを感じていたよう。英メディアが「関係者からの証言」として伝えたところによると、決勝が近づくに連れ、ボイルさんは人々からの期待を重圧に感じ、疲れてしまっていたそうです。
それでも決勝本番には堂々とミュージカル「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」を熱唱。対戦するダンス・ユニット「ダイバーシティ」の優勝が決まった瞬間も、笑顔で祝福していました。しかし、疲れ果てた様子だったボイルさんを医師が診察した結果、“極度の疲労”と診断され、「数日静かに休みたい」と話す彼女に医師も同意したそうです。
しかし、ボイルさんのストレスはそこからさらに悪化し、31日には市内のホテルで怒鳴り散らす彼女の姿が目撃されました。ロビーを通りかかった見知らぬ人から中傷を受けたようですが、心身ともに疲れ果てている彼女には、それは耐えられないことだったのでしょう。
いったんはロビーを飛び出し、屋外に出たボイルさんを関係者がなだめ、ホテル内に連れ戻しましたが、本人同意の上で病院へ救急車で搬送。そのまま入院することになってしまったそうです。
英国のメディアは、有名になった人々に対して批判的な態度を取ることが多いですが、ボイルさんもメディアの犠牲者になってしまったのは今までの報道を見る限り明らか。とにかく今はゆっくり休んで欲しいものです。