宇多田ヒカルの元夫である紀里谷和明監督がメガホンを執った映画「GOEMON」は、5月1日に公開予定。YOSHIKIは在住する米ロサンゼルスで紀里谷監督と親交を深め、今回はその縁で引き受けたとのこと。主題歌には、YOSHIKIがX JAPAN解散後に始動させたプロジェクトVIOLET UKの楽曲「ROSA(ローザ)」が起用される。
記者会見の席上、注目されたX JAPANの活動についてYOSHIKIは、問題の進展はないとしながらも東京ドーム公演の開催を宣言。さらに、3月24日付の読売新聞、毎日新聞、スポーツニッポンの各紙で「東京ドーム公演強行突破!!!!」と題された2面にわたる広告を掲載し、正式に東京ドーム公演を告知するとともに、5月30日の台湾公演の開催決定も発表した。
読売新聞では2面を使って縦に掲載した巨大広告になっており、3月25日から東京ドーム公演のチケット予約受け付け開始を告知。また、台湾公演のほかに4月19日に三重・鈴鹿サーキットにYOSHIKIが登場することも明かしている。これは、自身がプロデューサーを務める国内モータースポーツ「スーパーGTシリーズ」参戦チーム「TEAM YOSHIKI&童夢」の応援に駆けつけるためだ。さらに、この場でチームBGMとしてX JAPANの新曲を披露することも示唆している。
このほか、発売日は明かしていないものの新曲収録のベストアルバムの発売も決定。活動継続の意思を強くアピールした。1997年の解散時にも新聞広告を使って突然告知したこともあり、今回の広告もファンにとって重大発表と受け止められるはず。ただ、HEATHが同じ舞台に上がるかはまだ解決していないため、ファンが完全に安心するにはもうしばらく時間がかかりそうだ。