新容器は「あらっ便利!」を購入した消費者から寄せられた「開けづらい」「かき混ぜづらい」といった評価に応えたもの。まず、「開けづらい」を解消するため、容器のふた部分にミシン目を入れてワンステップで開けられる画期的な仕組みを開発した。従来の納豆容器では「ふたをはがす」「ふたを切り取る」という2ステップが必要だったが、新容器では「ミシン目に沿ってふたをはがす」というワンステップで開けられる。
そして「かき混ぜづらい」を解消するために、納豆のスペースを拡大。「とろみたれ」側の境界に丸みをもたせて面積を広げ、箸などをより回りやすい構造にした。いずれも細やかな改良だが、真摯に消費者の声に耳を傾けた、かゆいところに手が届く進化となっている。
ミツカンが今年2月27日〜3月1日、20〜40歳代の既婚女性を対象に行った「納豆に関する調査」では、31.8%が「『あらっ便利!』を購入するようになって家庭で納豆を食べる頻度が以前よりも増えた」と回答。また、84.6%が「『あらっ便利!』を今後も購入したい」とするなど、納豆市場の活性化に貢献している。