「ぼくの妹」は、天才外科医というエリートでありながらどこか抜けている兄と、勉強はできないが要領の良さは天下一品の妹という、正反対の二人が絆の大切さを確かめ合っていくヒューマンドラマ。2人は両親を早くに亡くし、お互いが唯一の“家族”という設定だ。
脚本は池端俊策が担当。近年はあまり連続ドラマを手がけていないが、かつて田村正和と木村拓哉、宮沢りえの共演で平均視聴率23.9%を記録した「協奏曲」(1996年)のほか、昨年12月に放送されたビートたけし主演の単発ドラマ「あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機」の脚本も手がけている。心の機微や人間描写には定評のある脚本家だ。
今回のドラマについて、オダギリジョーは「一年ぶりの日本の現場になるので、リハビリのつもりで、一歩一歩確かめながらやっていきたいと思います」、長澤まさみは「オダギリさんとの共演を凄く楽しみにしています。かけあいが多い物語なので、そこで本物の兄妹らしさがでるといいなと思います」とコメントしている。
TBSからの3年越しのラブコールによって実現したという、「ぼくの妹」でのオダギリジョーと長澤まさみの初共演。どのような「兄妹愛」が描かれるのか、注目だ。