番組の中で、松本人志は「最近声が出にくくなっている」とした上で、「ほんま俺休むから」と予告通りに充電する意向を宣言。この番組の相方である構成作家の高須光聖氏が「どういう考えですか」と問うと、さらに次のような言葉を並べた。
「ほんとに僕、芸人としてね、一切プロレスしてませんよ。ガチの試合しかしてこなかった」と、お笑いの世界に飛び込んだ18歳から必死にお笑いに取り組み、いつも本気だったと回顧。そして「ふとこの年齢になったときに、ガチの相手がいない」と感じているそうだ。
そうした中で45歳を迎えたいま、1年間とは言わないまでも、1〜3か月くらいは休んで1回リフレッシュしたいのだという。高須氏からは「休んだらレギュラーとかどうする」「ダメですよ」「休みなく働いている人はほかにもいる」などの言葉が出るものの、松本人志は「僕はほんま休みたいんです」「ネタ振りしてるわけじゃないですけど、今年いっぱい持つかなと思ってるんですよ。体力的に。どっかで倒れてしまうかもしれないですよ。そうなると長期療養になってしまいますから、そうなる前に……」と、自身の中で抱いている体力面への不安を力説した。
もちろん、松本人志もレギュラー番組について考えがないわけではなく、「2本撮り2回くらい休んだってええやろ。それで1か月くらいやんか」と休んだ場合の影響についても触れ、それくらいの期間なら代役を立てても良いのではないかとの提案もしている。
「岡本に言ったよ。近いうちね、休ませてくれと」と、すでに吉本興業の岡本昭彦執行役員(ダウンタウンの元マネージャー)に申し入れているとの話も飛び出すなど、松本人志は休業に向けて水面下で動いている様子。テレビ局や吉本興業との調整が必要なため、実現するかどうかはまだ不透明だが、松本人志が休業したいという「今の気分」を強く訴える内容となった。